ECOだより





豚のワクチンの主な接種例
豚熱ワクチン(生ワクチン)
豚熱ウイルスに対する免疫を獲得。100%の効果ではないため飼養衛生管理が重要。
繁殖豚には初回接種から6ケ月後に1回、その後は1年おきに継続して2回接種。
子豚は生後30〜50日で接種。2回接種で抗体陽性率が100%。

豚アクチノバチルスとプルロニューモニエ感染症ワクチン(不活化ワクチン)
血清型が数種あり。約5週齢の子豚に4週間隔で2回筋肉注射。
2型菌対策の場合、約50日齢の豚に3週間隔で2回筋肉内注射。

伝染性胃腸炎ウイルスワクチン
母豚に接種し、母豚の乳汁中の抗体を子豚へ移行させ発症を抑制する。

その他ワクチンの種類
オーエスキー病ワクチン、日本脳炎ワクチン、豚丹毒ワクチン、豚流行性下痢ワクチン、萎縮性鼻炎ワクチン、その他。
出荷前の留意事項
ワクチン接種に伴う発熱などの異常反応を示す家畜が食用として出回らないように、ワクチン注射後20日以内の出荷を控えるのが一般的です。
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鶏のワクチンの主な接種例
ブロイラー(肉用鶏)は飼育期間が短いため、短期間で効果的なワクチン接種が必要となります。卵内接種
17〜19日の種卵に接種。
初日(初生ヒナへの注射)
マクレ病ワクチンを皮下または筋肉内に注射で接種します。
マクレ病は腫瘍や麻痺を引き起こすため早期に接種するほど効果的です。

5〜7日(スプレー接種、点眼・点鼻接種、飲水投与)
感染症気管支炎とニューカッスル病のワクチンを点眼または飲水で接種します。
早期の防御と移行抗体の減少に対応します。
スプレー接種は、孵化場または農場で実施。ILTのような呼吸器系疾患に有効。
飲水投与は、抗体反応が不十分な場合は確認が必要。
※母鶏が持つ移行抗体は、ヒナを感染から守りますが2〜3週間で消失するため、ワクチン接種が重要です。

生ワクチン
接種後4〜7日で免疫が産生されます。

不活化ワクチン
接種後10〜14日で免疫が産生されるとされます。

鶏用のワクチンの種類
ニューカッスル病(ND)ワクチン
呼吸器障害、神経障害、産卵低下を防ぐ。
鶏伝染性気管支炎(IB)ワクチン
腎臓障害や産卵障害を防ぐ。
伝染性ファブリキウス嚢病(IBD)ワクチン
免疫機能の低下を防ぐ。
鶏痘(FP)ワクチン
皮膚病変、口内病変、呼吸器病変などを防ぐ。
マレック病(MD)ワクチン
神経障害、腫瘍形成などを防ぐ。
鶏脳脊髄炎(AE)ワクチン
神経障害、運動失調などを防ぐ。
出荷前の留意事項
鶏肉(主にブロイラー)は、生後約40〜50日で出荷。
地鶏などは80日〜150日以上で出荷。
出荷の1週間前から抗菌剤や抗生物質を含まない飼料が与えられる。
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総 評
稀にワクチン及び抗生物質未使用と明示した食肉商品も少数が市場に流通しておりますが、飼養衛生管理基準では、ワクチン接種は農場ごとの自主判断のもと、ワクチン接種を含めた疾病予防対策が推奨されておりますので、疾病による農家農場の損害を防ぐためにも一般的には積極的にワクチン接種が慣行となっております。

安全性の評価
免疫反応後の分解・・・ ワクチンは免疫反応を引き起こした後、家畜生体内で分解処理されます。
休業期間の遵守・・・ 抗生物質などの動物用医薬品使用後は、出荷休業期間が設定されております。
と畜場での検査・・・ 全頭の解体検査に加え、残留物質の抜き取り検査が実施され、問題があれば出荷停止となります。
加 熱 調 理・・・ 加熱調理(中心温度75℃以上)により有害性がある場合は消失します。

最後に思うところ
人に打たれるワクチンは騒ぎになりますが、家畜に打たれるワクチンは気にしませんか?!家畜にワクチンを接種しているから安全なのか、ワクチン無接種でも安全を担保できるのか、、、
平飼いの鶏は卵をなかなか生みません。食前食後に「素粒水」をお飲みください。鶏のワクチンの種類の多さから想像すると、卵アレルギーの原因はワクチンではと考えてしまいますね。
最近は農薬たっぷりで生育された輸入ナッツが原因でアナフィラキシーショックになるお子さんが増えているそうです。全くもって手前味噌ですが、素粒水というエネルギー水の存在があってホントに良かったと思う次第です!




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