ECOだより




クールビズっていつ頃からか覚えていますか?

2005年からスタート!地球温暖化対策活動の一環として気温や職場の環境に合わせ冷房時の室温 ℃を目安に「まずは、ネクタイを外して、ジャケットを脱ぐ。」快適に過ごすライフスタイルの提案です。
なぜ?28℃
冷房時の室温28℃設定は、何を根拠にして決められたのかは定かではありません。科学的な知見で28℃に決めたのではなく多くの人からアンケートをとって、何となく28℃という目安でスタートし今日に至っています。冷房の設定温度を28℃にしても、室温が28℃になるとは限りません。

温暖化とCO2
地球温暖化とは、大気中にある二酸化炭素(CO2)やメタン、フロンなどの温室効果ガスが増え過ぎ、宇宙に逃げようとしていた熱が地表に溜まり過ぎることで、気温が上昇して地球全体の気候が変動することです。


気候変動の原因、温室効果ガスとは?温室効果ガスとは、赤外線を吸収する性質をもつ気体でいくつかの種類があります。

地球の熱交換が健全な状態
太陽から受け取ったエネルギーは、大気圏だけではなく、海洋・陸地・氷雪・生物圏の間で相互にやりとりされ、最終的には赤外線放射として宇宙空間に戻され、ほぼ安定した地球のエネルギー収支が維持されています。
地球の熱が放出されない状態
温室効果ガスにより宇宙に逃げようとしていた熱が地表に溜まり過ぎることで、気温が上昇して地球全体の気候変動を招きます。


温室効果ガスの存在
地球は大気中の水蒸気やCO2などの温室効果ガスの存在によって温暖な環境が保たれています。もし大気中に温室効果ガスが全く無い場合、地表の平均気温は物理法則上およそ「ー19℃」になりますが、温室効果ガスの存在によって現実の平均気温は「約14℃」に維持されています。地球とサイズが類似している太陽系惑星の金星の気温は、CO2を主成分とする分厚い大気による猛烈な温室効果で地表温度はおよそ460℃です。


温室効果ガスの種類 二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素、フロンガス
温室効果ガスの代表的なものが二酸化炭素(CO2)です。温室効果ガス排出量に占めるガス排出量の9割以上を占めているのが二酸化炭素とメタンガスです。二酸化炭素は地球温暖化に及ぼす影響がもっとも大きな温室効果ガスです。二酸化炭素は石炭や石油の消費、セメントの生産などにより大量に大気中に放出されます。
メタンは、湿地や池、水田で枯れた植物が分解する際に発生し、天然ガスを採掘する時にもメタンが発生します。


2019年は5月1日〜9月30日がクールビズの実施期間でした。しかし、日本の10月はまだまだ暑かった!!昭和の時代、10月に30℃を越える日は無かったですよね・・・

どうなる?何をすれば? このまま人類が制限なくCO2を排出し続けたとすると、果ては金星のようになることも未来へのリスクとして真剣に・・・
温暖化は地球全体の気候を変え「異常気象」を引き起こします。
既に、世界各地で、自然破壊、人々の暮らしに様々な影響や被害が現れています。
地球温暖化が次世代の生存環境を変貌させるのは明らかです。





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