ECOだより




消費者庁から新ルールの発表
加工食品の原材料原産地表示が改正され、2017年9月1日から順次、移行されます。
2022年3月末日までは猶予期間としています。

加工食品の原材料の産地表示が義務化され、消費者は産地を確認して商品を選べますが?!


国内で製造される全ての加工食品に原料原産地表示が義務づけられると聞きましたが、表示内容はどのように変わりますか?


国内で作られた全ての加工食品に、一番多く使用されている原材料(原材料に占める重量割合の上位1位)の原産地が表示されます(スーパーやコンビニ、デパートなどで個装、容器入りで販売される加工食品)。

例えば、ご飯の重量が多い、いろいろなお弁当はどうなるの?
ご飯の重量が多いお弁当はお米の原材料表示だけでいいのです。

重量の一番多い原材料にだけ、表示が義務づけられます。




例えば、鶏の唐揚げ弁当はご飯が重量1位になるので、唐揚げの原料原産地表示の義務は無し。
名称:鶏の唐揚げ弁当 原材料名:ご飯(国内製造)/お米は中国産でも国内で精米して炊くと国内加工となり、産地表示は国内製造となります。



例えば、パック入り 鶏の唐揚げ
鶏の唐揚げは、鶏肉が重量1位になるので、鶏肉の原料原産地が表示されます。名称:鶏の唐揚げ 原材料名:鶏肉(ベトナム産)



おにぎり各種
海苔は重量3位ですが、特別に原産地表示の義務があり。名称:おにぎり 原材料:ご飯(国産)、昆、布、海苔(韓国)


おにぎりの海苔は重量が軽量ですが「おにぎりは国民食」 なので産地表示が義務化されています。おにぎらず(海苔の上にご飯と具材をのせて海苔で包む)も含まれます。ただし、寿司類の海苔は除外とされています。

この表示、分かりづらいし紛らわしい
写真はイメージです




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