母体の子宮内で赤ちゃんは育っていきます。 子宮内には羊水があり、羊水は海水に近いと云われ成分の９９%が水分で、そのほかに電解質、アミノ酸、脂質、糖分などから構成されています。妊娠中に赤ちゃんの成長に合わせて少しずつ変化もしていきます。 赤ちゃんは、お腹の中で羊水を飲んだり排泄もしますので、その羊水が汚れていては健康に育つことができません。文明毒素（微量な化学成分や石油成分）による羊水の汚れが子どものアトピー性皮膚炎の原因のひとつとしても指摘されています。 赤ちゃんが子宮内で最初の便（胎便）を排泄し羊水が濁った状態を「羊水混濁」といいます。通常、胎児は産まれるまで便を排泄しませんが、酸素不足によるストレスや過期妊娠の影響で排便することがあります。羊水混濁については妊娠中にこれといった予防法や対処法がありませんので母体ができるだけストレスを受けずに過ごすことが大切です。 母体がお水やジュース類を飲むと、約１分で子宮まで到達します。摂取する水分や食事の内容が羊水に影響を与えますので、妊娠中は羊水を洗浄する意味で「素粒水」をたくさん飲んでいただくことをお推めします。赤ちゃんの味覚は妊娠7ヶ月頃に発達を始めます。お母さんの食生活によって羊水の味が変化し影響を受けます。 妊娠中の母体が喫煙をした場合、生まれる子どもに高い確率で喘息など、気管支系や心肺機能に悪影響が出ます。副流煙にも充分にお気をつけ下さい。